社労士がなぜ、映画?と思われたことでしょう。
当然のことですよね。
私の事務所が入居するCOMPASS小倉(コワーキングスペース)では、コロナ禍になる前までは頻繁に異業種交流会が行われていました。
そこに北九州市小倉北区出身、東京で映画監督をしている岩松茂さんが参加したことが、この映画制作のスタートなのです。
北九州は北九州フィルムコミッションが数々の映画を誘致し、撮影においては有名になっていますが、残念なことに映画の中では東京や他都市の設定であることがほとんど。
市民としては、北九州で数多く撮影されているのに!と残念でなりませんでした。
それならば「北九州で北九州人による北九州を舞台とした映画をCOMPASSの入居者でつくりましょう!」ということになりました。
今考えても、本当に無謀な話ですよね。(^^;
監督以外はみな、映画撮影の経験なんて全くありません。
本当に出来るの?って思いつつ、計画は進み、あれよあれよという間に撮影を迎えました。
運営するスタッフは私も含め、全く別の業界の人間。
そのうえ主役であるHKT48のメンバーも映画は初めて。
その他出演者もエキストラも地元・北九州市の方を中心に集まっていただきました。
その中で、大俳優の大和田伸也さんをお呼びしても大丈夫なのだろうか?って恐れ多い気持ちになりましたよ。
ほんと~に、綱渡りの撮影が始まりました。(^^;
もちろん私もみんなも映画なんて全く縁のない人生を送ってきたド素人です。
それでもどうにか進んだのは、集まった主要メンバーがみな経営者だったからかもしれません。
IT企業の社長が発起人、駆り出された私たちも会社経営者だったり、フリーで仕事をしている人たち。
計画を進めていく段階で決断も、意見も、行動も、経営者ならではのスピードで進みました。
撮影は7月20日からスタートし、雨に邪魔されながら、いくつものトラブルを乗り越え無事に終了。
まさに怒涛の5日間でした。(^^;
その映画も無事に完成し、9月20日(日)地元の門司市民会館でキャストのHKT48を迎え、トークショー&上映会を実施することが出来ました。
HKT48で主役の豊永阿紀さん、地元北九州市出身の小田彩加さん、MCの坂口理子さんもノリノリで、撮影時の事など、毎回トークショーの時間では足りないくらい盛り上がりました。
各回200人を超えるお客様に来場いただき、お客様だけでなく、主役・キャスト・スタッフ皆で楽しんだイベントになったと思います。
素人集団が作った映画「めぐり逢わせの法則」は、3回の上映会をトラブルなく、無事に終えることが出来ました。
これもみな、映画制作に賛同いただき、協賛金を提供していただいたり、スタッフとして応援してくださった市民の皆さんのおかげです。
北九州映画実行委員会として、心よりお礼申し上げます。
お伝えしたいことはもっともっとありますが、とりあえず今日はこの辺りで押さえておきます。
裏話等もありますので、Facebook又はTwitterでつぶやかせていただきます。
みなさん、本当にありがとうございました。
北九州映画実行委員会
ラインプロデューサー 武瀬由利恵